第11回ニート祭りに参加してきました

twitterのTLで日本で一番有名なニートである@phaさんが出演するイベントがあると聞き、一度拝見したかったのもあって急遽参加してきました。

プログラムは二部構成になっており、第一部はニートを支援するNPO法人ニュースタート事務局に入寮する現役or元ニートの方による朗読劇。第二部はphaさんと山奥でニートを集めて生活する葉梨はじめ(@banashi)さん、第一部に出演したNPOに入寮する現役or元ニートの方との対談である。

当初はphaさんに会いたかっただけなので第二部の方に期待していたのですが、一部の朗読劇も現在ニートに近い生活している自分に共鳴する部分があり面白かったので併せてレポートしていきたいと思います。

朗読劇「ニート支援で僕たちはどう変わったのか?」

ニートには主に4類型あるらしく、自分がやりたい事をとことん追いかけていく「夢追い型」、単に職探しが面倒くさいなどの理由でなった「なんとなく型」、親子が極度に依存しすぎている「友達親子型」、親に対して暴力を振るい手を打つことが出来ない「暴君型」があるそうで、朗読劇でも様々な原因でニートになっていった人たちが実情を告白してくれました。そしてNPOでの集団生活や就労体験などを通じて、もがき苦しみながらも這い上がっていこうとしている様子を伝えてくれました。

休憩を挟んで第二部で、phaさんと葉梨さんによるどうやったらニートとして上手く生きていくかというトークライブに移る

トークライブ「あくせく働かない、その先の幸せ。」

夜9時終了だったのが20分程度延長となり、本当に沢山のお話を聞くことが出来ました。

ただ率直に言うと、自分には参考になる部分は少なかったなという印象です。自分はあまり野良仕事とか好きじゃないし山奥にこもって生活とか多分無理w ニュースタート事務局に所属している方もトークに参加していたのですが、「自分には向かない」「今の環境でなんとか適応してきたい」「新しい環境に慣れるのは大変そう」という事で否定的な意見でした。

そもそもニート脱却を目指して頑張っている人らを前に、ニートとしてどうやって生きていくかという話はそぐわなかったのかもしれません。自分自身も、人と協調して仕事するのが苦手なだけで、最低限の生活でホソボソと…というスタイルに憧れているわけではありません。いかに一人で社会人並に稼ぎ普通の生活をしていくかを目標としているので、ニートがネットで稼いでいくにはどうすべきかとか、そういう話の方がありがたかったかもしれません。

またphaさんの運営するギークハウスにも、本当に仕事していない人は少数しかおらず、在宅プログラマを含めIT関連の仕事に就いている方が多数との事で、もはやそれはニートとは言えません。実際のところphaさんも「ギークハウスの住民が全員ニートだったら運営出来なくなってしまう」との事でしたので、やっぱり世の中ニートだらけでは社会は回らないのは事実でしょう

それにphaさんは頭の回転が速く、話す内容もしっかりしているので、単に働くのがダルいというだけで能力は高い方なのでしょう。だからこそギークハウスみたいなシステムを提案出来たのだと思いますし、著作やアフィリエイトなどで年収100万円程で生活しているとの事ですが、勤めないでそれだけ稼ぐのは、能力が足りないニートには無理だと思います。万人がphaさんのようにはなれません。

でも心優しいphaさんは「自分にもしお金が沢山あったらニートたちに衣食住を提供できるのに」という趣旨の事を仰っており、金がある人がない人を支えてあげれるシステムがあれば…との事でそこは自分も納得でした。

ただ人間関係もお金もすべて詰んだとしても死ぬ必要はなく、社会に上手く適合出来ない人同士が集まればなんとかやっていけそう、そこまで不安になる必要は無いのかなという気にさせてくれました。また社会復帰したければいつでもNPOなどの支援の場は用意されており、失敗できる環境って意外と整っているんだという安心感も与えてくれた気がします。

あと興味深かったのが、お遍路ハウス管理人募集の件。ニュースタート事務局がやっているプロジェクトで、四国の空き家を活用してお遍路をする人向けの宿を提供しようというもの。現役ニートでも管理人になれるらしいので、東京で詰んだ人とかはやってみると良いかもしれません。

まとめ

ニートになったとしても復帰出来る場所は用意されているし、またそのままニートとして生きていく方法もある。人生詰んだわけではないので死ぬ必要はない

参考リンク

ニュースタート事務局

山奥ニートの日記