無線LANプリンタの接続を安定させる方法


近年発売されているプリンターには大抵、無線LAN機能が搭載されており、パソコンとUSBケーブルを繋いで印刷するのは時代遅れのものになってしまいました。

自分が使っているMX923っていう機種も無線LAN搭載ですし、CANONのプリンターの良い所は、Linuxのドライバまでちゃんと用意されているので、自分みたいな変態プログラマは大変助かるわけです。

ただ無線LAN接続にも欠点がありまして、接続が安定せず印刷できない、印刷開始までの時間が異様に長くなってしまうといった事が多々有ります。原因としてはプリンタやルータ・ハブの電源をON/OFFする度にIPアドレスが変わってしまい、パソコン側からプリンタを検索できない事にあります。

なのでプリンタのIPアドレスを事前に固定してしまえば、毎回プリンタを検索することなく素早くアクセス出来ます。今回は無線LANプリンタのIPアドレスを固定して安定して使う方法をご紹介します。

IPアドレス固定はプリンタ側ではなくルータ側で行いたい

IPアドレスを固定する方法としては大きく2つあり、プリンタなどの機器側で指定して固定する方法と、ルーターがDHCPサーバー機能により割り当てるアドレスを事前予約する方法があります。

IPアドレスの固定というと、大抵は機器側で固定する方法を思う浮かべるかと思います。事実、自分のプリンタにもIPアドレスを事前に指定しておく機能が備わっています(下写真参考)。

プリンタIPアドレス固定

ですが、この方法は若干心配な点があります。それはプリンタでIPアドレスを固定していたのに、他の機器が(ルーターの)DHCPサーバーからそのアドレスを取得していまい、プリンタの電源を入れた途端にアドレスがバッティングしてしまう可能性があるのです。

例えばの話、プリンタ側で192.168.10.2というアドレスを固定していたのにも関わらず、PCの電源を先に入れてしまい、DHCPサーバーがPCに192.168.10.2というアドレスを割り当てる可能性は無くはありません。その状態でプリンタの電源を入れると、アドレスは被ってしまいます。

まぁそうなったとしても、DHCPサーバーが再割当てとかするのかもしれませんが、精神衛生上あまりよろしくない事は事実です。そこでルーター側で、アドレスを固定する方法を取ります。

ルータのDHCP事前割当機能を利用する

機器側でIPアドレスを固定するのではなく、ルーターに備わっているDHCP事前割当機能を使うと上記の問題は解決されます(メーカーによってこの機能が備わっているか変わってきますが、NECのAtermシリーズには搭載されています)。

まず最初に、アドレスを固定したいプリンタのMACアドレスを調べます。プリンタの画面に表示する事も可能ですし、直接印刷する事も可能です。

プリンタのMACアドレスを調べる

次にルーターにログインしてDHCPの固定割当の項目を表示します。NECのAtermシリーズですと「DHCP固定割当設定」というリンクが該当します。

設定画面が出たらMACアドレスと固定したいIPアドレスを入力し設定します。

DHCP事前固定

入力するIPアドレスはネットワークアドレスかつDHCPサーバーが割り当てる範囲内で入力する必要があります。Atermの場合ですと「IPv4LAN 側設定」という項目で確認できます。

ネットワークアドレスの確認

他のネットワーク機器にも有効

この方法はプリンタだけでなくあらゆる無線LAN機器に有効です。

確かに全ての機器のMACアドレスを調べ上げて固定するのは現実的ではないですが、ネットワークプリンタやDLNAサーバー(ブルーレイレコーダー)など、アクセスされる側の機器ならば固定する意義はあると思います。「最近家庭内のネットワークが上手くつながらないな〜」とお考えの方は試してみると良いかもしれません。


コメントを残す