UbuntuとAndroidユーザーの楽曲管理方法’17


MacとiPhoneをお使いの方でしたらiTunes一択でしょうけど、LinuxとAndroidを使う管理人にとって楽曲管理方法は一筋縄ではいきません。ましてや最近はハロープロジェクトでもハイレゾの配信が始まっており、音楽を取り巻く状況というのは常日頃変わってきていますので、それに合わせたアプローチをしていく必要があります。

以前の記事で自分はGooglePlayMusicを利用していると書きました。

Google Play Musicがスタートしたので楽曲管理方法を改めてみた

しかし、GooglePlayMusicではアップロードした音楽をダウンコンバートしている可能性が非常に高く、せっかくのハイレゾ音源が無駄になってしまうので勿体無い…

またDLなりリッピングなりした音楽ファイルをフォルダに突っ込んで、自動的にスマフォなどのデバイスにも同期できるようにすればもっと楽に管理できるのに…という願望もありまして、最近自分が編み出した楽曲管理方法をご紹介したいと思います。

音楽をどのようにして手に入れるか

自分の場合、ハイレゾ音楽は全てmoraからダウンロードしています。他にもレコチャクなどでハイレゾを扱っているので、お好きな方を使えばいいと思います。

ただ配信されていない音楽を手に入れたい、CDは既にあるのでそちらから取り込みたいという需要もあるかと思います。その場合はCDをリッピングする必要があるのですが、その方法については以前の記事を参考になさって下さい。

Linuxでグレースノート(Gracenote)並のCD情報を取得する方法

ちなみに自分はCDを全てFLACで取り込んでいます。

メタ情報をどのように編集するか

リッピングした音楽のメタデータに誤りがあった場合は修正する必要があります。上のリンク先でご紹介した方法でリッピングすると、チラホラとメタデータに誤りがあるので修正することもしばしばです。

自分の場合はUbuntuに標準でインストールされているRhythmbox Music Playerで編集しています。

プレイリストをどうするか

プレイリストはm3u(Wikipedia)形式で、相対パスを記述する形で作成します。

そしてプレイリスト自体は音楽ファイルが格納されているトップディレクトリに置きます。ここを起点として相対パスでプレイリストを記述する事により、Androidなどに転送した先でもそのままプレイリストとして再生出来るのです。

プレイリストの一例です。


#EXTINF:242,メロン記念日 - 赤いフリージア
メロン記念日/赤いフリージア/01 赤いフリージア.flac
#EXTINF:226,モーニング娘。'14 - 明日を作るのは君
モーニング娘。'14/14章 ~The message~/03 明日を作るのは君.flac
#EXTINF:244,℃-ute - 悲しきヘブン(Single Version)
℃-ute/℃-ute - ℃maj9/13 - 悲しきヘブン(Single Version).flac
#EXTINF:296,モーニング娘。 - Give me 愛
モーニング娘。/12, スマート/01 Give me 愛.flac

プレイリストの作成にはClementineというソフトを使っています。

clementine

モバイルデバイスとの同期をどうするか

出先で音楽を聞きたい場合、ウォークマンなどに入れて聞くという手段も取りえますが、オススメの方法はスマフォで管理する方法です。

スマフォだとクラウドサービス経由でPCと同期がしやすいですし、再生ソフトも数多くある中から選ぶことが出来ます。音楽再生専用機も捨てがたいですが、拡張性という点においてはスマフォに軍配が上がります。

PCにLinuxを使っているのならば、スマフォはLinuxとの親和性の高いAndroidを使うのがベストでしょう。自分はSIMロックフリーのARROWS M03を利用しています。

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もちろん、より高音質で音楽を楽しみたい場合はウォークマンに転送して聞いても構わないと思います。未確認ですがrsyncコマンドで一発で同期出来るはずです。

オススメのクラウドサービスはDropbox

自分のPCに保管している音楽とスマフォとを同期させるには、先述の通りクラウドサービスを使うのが便利です。

数多くあるクラウドサービスの中で自分はDropboxを利用しています。

DropboxはLinuxに正式に対応しており、Linuxユーザーならば他のクラウドサービスを利用する理由が見当たりません。

またAndroidアプリにおいても、オフィシャルアプリのみならずサードパーティのアプリが充実しており、自分はDropsyncを利用しています。

このDropsyncの優れている点は、同期の設定を細かく出来るというという事です。バッテリー充電容量が○%以上の時のみ同期とか、wifiネットワークが特定のSSIDのみ同期など、大量のファイルを同期する場合でも安心して使うことが出来ます。

スマフォの容量不足をどう解決するか

先にも述べたとおり、自分の場合は音楽を全てFLAC形式で保存しています。そのためmp3と比べるとファイルのサイズが大きくなりがち…ましてハイレゾ音源ともなると1ファイル100MBを超える事も珍しくありません。

それらの音楽ファイルをスマフォに全て突っ込むと当然容量が足りなくなる訳です。なのでSDカードを挿入して容量upを図ることになります。

今何かと話題の東芝製品でパッケージも中国語なんで不安になるんですが、全く問題なく使えています。速度に関しても不満はありません。

初回同期はタイミングを見計らって!

ここまで来たらいよいよスマフォと同期をする事になりますが、大容量の音楽ファイルを抱えている人は初回同期のタイミングは重要です

自分の場合、音楽ファイルはトータルで62GBあるのですが全て同期するのに丸1日半かかりました。その間は電源の供給も絶やしてはならないと思い、ずっとACアダプタに接続したままで行いました。差分をダウンロードする分にはそこまで時間はかかりませんが、初回同期はタイミングを見計らって行う必要があると思います。

具体的には、スマフォを新しくしたらSIMカードは挿入せずに、しばらくはwifiのみかつ充電しながら自宅で保管し同期する→同期が完了したらSIMを挿入し、外で使うのがベストだと思います。

再生ソフトをどうするか

Androidの再生ソフトも玉石混交で選定するのに迷う所ですが、自分はRocket Playerを利用しています。

このプレイヤーの利点は、とにかくシンプルで扱いやすい。イコライザーで音をチューニングする必要なく、ありのままの音源で聞きたい自分にとっては必要にして十分な機能しか搭載していないので重宝しています。

このプレイヤーでもm3u形式のプレイリストは再生出来るのですが、初回同期時はプレイリストが上手く反映されない現象に見舞われました。その場合プレイリストを若干編集して同期しなおせば正常になりましたので、同じ症状でお困りの方は試してみて下さい。

ワイヤレスヘッドセットの選定

スマートフォンのお供といえばワイヤレスヘッドセットであります。自分はMDR-XB70BTBZを使っているのですが、詳しいレポートは下記リンク先の記事を参考にして下さい。

MDR-XB70BTBZファーストインプレッション

今後の課題

以上で管理人のUbuntuとAndroidを使った楽曲管理方法のご紹介は終わりです。ただこの方法だとハイレゾ音源を聞く環境が整っていませんので、今後自分が行っていきたいハイレゾ環境整備についても触れておこうと思います。

LDAC対応のスマフォとヘッドセットが欲しい

出先でもハイレゾをワイヤレスで楽しみたい場合、LDACに対応したスマフォとヘッドセットを導入すると良いと思います。代表的なヘッドセットは以下の製品です。

スマフォもLDAC対応の製品を選ぶ必要があります。現状ではXperia一択となるのですが、SIMロックフリーのXperiaはexpansysで手に入ります。

バランス接続に対応させたい

自宅で音楽をじっくり聞く際は、ヘッドホンをバランス接続して聞きたいところです。そのためには専用のヘッドホンアンプとヘッドホン、バランス接続用のケーブルが必要になります。

上記の製品を全て揃えるとトータル10万円近くの買い物になりますので未だに踏ん切りがついていないのですが、いつかはそれらの製品をレポートしたいと思います。


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